作品紹介

第一作「恋する時の街あかし」(2013年)

東京から引っ越してきた秀才だがのんびり屋の女子高生と明石に住む元気いっぱいの女子高生二人。そんな三人が、柿本神社で時を司る神様「時刻神」の大切な巻物を拾ってしまった。

 

巻物を返す代わりに、時子が憧れる先輩との恋の行方を教えてもらおうとするが、先輩には、とんでもない悲運が待ち受けていることが分かってしまう。先輩を救うため、三人のタイムトラベルが始まるが…。時の街、明石を舞台にした恋と笑いのSFラヴ・コメディ!

 

出演:坂本美紗希、棱野絢女、坂元志穂、ザ・ふじやん、猫目猟一、鏡幽也、優希ほか

監督・原作脚本:竹内みのる

撮影:川東敏幸

助監督:魚住純

制作:小西イサオ

制作顧問:格畑学

 

企画・制作:スタジオグリタ

 

2011年クランクイン
2013年5月公開
スタジオグリタ第一作目の初々しい作品です。
この頃はまだ知名度もなく、出演者を募集する際に、周囲のご理解を得ることに大変苦労しました。特に、メインとなる学生さんの起用には、親御さんの了承が必須であり、部活動などとのスケジュールの調整を含め、試行錯誤した思い出があります。

第二作「子午線に吹く風 壱の時 風の得恋/弐の時 風の降臨(2部作)」(2015年)


 ■STORY 風の得恋

失恋を境に何事にも一歩踏み出せず、心を閉ざしている麗子。そんな麗子は、グルメ取材で「明石焼」の店を訪れる。

そこに「玉子道」を唱える謎の老人が出現。正しい玉子焼(明石焼)の食べ方を麗子に教えだすが、大きなお世話と麗子!

 

「玉子焼」の食べ方をめぐっての小競り合いは、ついに拳法バトルにまで発展。闘いの中、過去のトラウマと向き合う麗子。

しかし、それは人類の運命を左右する時刻神が仕掛けた歴史修正計画の一端だった…。

 

元カレの航平との再会、後輩との三角関係、麗子の恋の行方は…?

時空を超えたラブコメディ。

 

■STORY 風の降臨

子午線が通る「時の街明石」で時計修理一筋に生きてきた明夫。妻と二人の子供に囲まれ平凡だが幸せな日々を送っていたが、約束した長女・明美の誕生日を知りながら、飛び込み客の時計修理を受けてしまう。

 

ようやく修理を終え帰宅した時は深夜であった。仕事優先で家庭を顧みない明夫に妻まさみは、これまでの押え込んだ思いを一気に爆発させると明夫との生活から飛び出し二度と戻る事はなかった。

 

月日が流れ、独りとなった明夫の唯一の心の支えは、月に一度の子供との面会であった。久しぶりに会う子供に明夫は冗談で魔法の呪文を教える。

しかし、それがきっかけで明美は車にはねられ死を目前にする。

 

娘の回復を神にすがる明夫・・・答えるかのように古からの時刻神が出現すると、娘の命を救う代償に明夫の命を差し出せと言うのだが…。生と死、親子の結びつきをテーマに、時刻神誕生の秘密が描かれる心温まるファンタジー。

 

出演

川東泰隆、吉田光、東幸太郎、弥月、琴音、三浦美月、麓山蓮、ト部篤、吉田尚子、細谷晴美多田和央中山潤一BL∀CK■MASQUE中山クリニックの皆さん薩摩屋の皆さん藤田百音紫優柚優三浦美優あんく川上人生虹及はな如月朋榎木友昭仲矢木トオル鏡幽也台場ひろゆき成田收彌角野稔寺井よしひろ魔女サラ藤本良恵木下明子藤原恵津子岸田多美子木村真利恵MOTO 星音ヒイロ明石司貴美及そらビッグ大西長寿院の皆さんTree Top・明石原人の皆さんはやしだの皆さん譜久山病院の皆さん川西時計店の皆さん山陽電気鉄道の皆さん

原作・脚本・監督:竹内みのる

撮影:川東敏幸 録音:魚住純 照明:榎木友昭/東幸太郎/仲矢木トオル 制作:小西イサオ カチンコ:台場ひろゆき スチール:麓山蓮

編集:川東敏幸/小西イサオ 衣装:あんく/藤田美恵 スタジオ協力:Jazz cafe 「M's Kitchen」/オフィス沙羅の樹

音楽監督:ト部秀樹 音楽:ザ・ふじやん/クボタアツシ/星音/MOTO/三村真吾/アミーゴ・ヨーイチ(Three-quarter)/岡本秀士/サラ/BL∀CK■MASQUE

医療監修:高野さつき 車両協力:高崎勝/ビッグ大西 時計修理指導:川西孝明 撮影取材:谷町邦子

撮影協力:四季の味はやしだ/玉子焼薩摩屋/松巖山長寿院/川西時計店/ながさわ江井ヶ島酒館/㈱明石ブルワリー/桧亭/ホテルキャッスルプラザ/

Tree Top/コープカルチャー大久保/中山クリニック/譜久山病院/山陽電気鉄道株式会社

 

第三作「この街が好き」(2018年)

 ■STORY 

明石の地で伝統ある瓦づくり。1200年の歴史。

実家の伝統瓦屋を継ぐことが嫌で父親との対立。そして自分の夢…。

本当は知っていた…。一番大事な人、大切な故郷。

 

その昔、明石では伝統的に続いてきた瓦産業「明石瓦」がありました。大蔵谷、魚住、谷八木など大久保町八木地区を中心に栄え、瓦づくりは平安時代から続いていたことが発掘調査からも分かっています。江戸時代中期からは明石城主 松平直明によって、さらに明石瓦産業が栄えていきました。

昭和30年から40年頃には年間生産3000万枚、規模にして5億5千万円の産業規模があったとされています。そして、昭和50年代には39社、年間1420万枚、12億円以上の規模があったそうです。

 

最盛期には80本ほどの赤レンガ造りの煙突が並んだそうですが、公害問題や同業他社との価格戦争、後継者問題などで徐々に衰退し、平成17年頃を最後に明石から瓦産業は消滅してしまいました。

 

この映画では、そんな瓦産業が明石で栄えていたことを皆さんに知っていただきたい事がテーマにつながっています。

 

 

出演

紅心、瓦ヨーイチ、三条ルル、えみ、リコ、水田竜三、如月朋ほか

 

原作・脚本・撮影・監督 川東敏幸

 

 

協力作品 マインドフルネス入門映画「きんの魔法つかい」(2018年)

 ■STORY 

将棋崩し。もともとは遊びだったもの。それが世界中にプロリーグが広がるまでの人気になり、一流プロは多くの人の憧れ。女子高生である小森杏菜(18)もまた、プロを目指していた。

 

杏奈の祖父、故有馬玄蔵は、史上最強と言われた棋士の一人。そして、杏菜もその血を継いで、テクニックは群を抜いている。しかし、杏菜は、メンタルが弱く、本番ではまるっきり勝てない。 

 

プロテストが近づいたある日、テストの受験資格が18歳以下と変更になる。杏奈は18歳。今回のテストに受からなければプロへの道は断たれてしまう。そんな時、お気に入りのクマのぬいぐるみから、玄蔵の声が聞こえ始める。玄蔵のアドバイスにより、杏奈は試合に勝てるようになるが…。

 

幼い顔をしながら、卑劣な手を使う後輩の優香。ウラ将棋崩し界のトップ、鬼塚。ライバルらを制して杏奈は夢を叶えることができるのか!?マインドフルネスをテーマに描く青春コメディ。

 

出演 えみ 佐々木春穂 東幸太郎 榎木友昭 亀谷知枝 中村日出夫

撮影・編集・監督 小西イサオ

脚本 名良之繭子、小西イサオ

 

音楽 湯浅 一裕、吉田 はる

照明 榎木 友昭、岩井 鉄平、桜井 彰人

録音 湯浅 一裕

助監督 三条 ルル、榎木 友昭

照明助手 石田 順子

衣装 リンマリ

結髪・メイク リンマリ、三条 ルル

車両 岩井 鉄平、長島 康敬

スチール 榎木 友昭

筆文字 野村 真美

 

宣伝デザイン 山本美央、高木佑介

 

テーマソング 「ふたたびゆめ」ビートまりお母

挿入歌 「おたんじょうびのうた」小河畑千鶴子

 

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これらのほか、ボイスドラマ制作や企業用研修ビデオの制作などを行ってきました。(時間的制約もあり、企業ビデオなどは、全てをお受けできませんのでご了承ください)